ライアーソフト「妖刀事件」製品版

- 製品情報 -
発売:2006年11月17日
ブランド:ライアーソフト(18禁)
詳細:作品紹介ページ(18禁)

ご注意定型。本文はネタバレになるべく留意しておりますが、ネタバレしてたらごめんなさい。一応ネタバレには先に警告を出すので、その辺はすっとばして頂けると有り難いです。

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昔、御友人様と渋谷に映画を観に行ったんですよ。

集合場所が渋谷のツタヤの前だってんで、渋谷駅をハチ公口から出てウロウロしたんですが、一向に見つかりません。オロオロ探しているうちに集合時間になってしまったので、御友人様に電話をしたんですよ。

私「もしもし、あのー…ツタヤが見つからないっす…」
御友人様「は?今どこ?」
私「ええと…Bunkamura…?」

…ツタヤはハチ公口前の交差点を渡った目の前にありました。
等と書いたところでこの作品とは一切関係ございません。

■タクミ は ようとう をそうびした。 なんと タクミ はのろわれてしまった!
私が敬愛する嘘屋さんの第18弾作品ということで。元々ライアーソフト作品はデフォ買いする程の信者のワタクシ、本作も特に何も考えずにデフォ買いした次第です。信者ですねぇ。信者な割には今の今まで思いっきり積んでた訳ですが、それには触れないのが大人の嗜み。

そんな微妙なライアー信者のワタクシですが、本作の情報が公開された当時、珍しくピンと来なかったんですよ。「妖刀」という言葉から、当時食傷気味だった「ネオ伝奇」を想起させたからかも知れませんが、なんとなく興味ないなぁ…等と。とはいえ、きっと嘘屋さんの事だし、一癖も二癖もあるものを作ってくるに違いない…と、少しは期待して信者買いをした訳ですが…残念ながら、期待外れな作品でした。

一応作品としては完成しているんですよ。それなりに燃えるシーンもあったし、「妖刀」の謎は勿論、事件は一応解決しています。でも、ゲームをコンプした後に「…で?」という気持ちがもの凄く残る。「妖刀」が出てきて「事件」が起こって、主人公が巻き込まれて、その中でヒロインとの関わりがあって、事件は解決する。解決するんだけど…でも、それで?という。なんだろうこの気持ちは…と考えてみると、つまりはこのものがたり、私が求めていたものと方向性が違うのね、と気付いてしまうのです。

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イエティ「Myself;Yourself」製品版

- 製品情報 -
発売:2007年12月20日
ブランド:イエティ / Regista
詳細:作品紹介ページ

ご注意定型。本文はネタバレになるべく留意しておりますが、ネタバレしてたらごめんなさい。一応ネタバレには先に警告を出すので、その辺はすっとばして頂けると有り難いです。

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ゲーム発売に先行して放送されたアニメ版が大変評判だった本作。筆者、ガッチガチの原作原理主義者なため、最初は「えー…アニメ化…ああ…そう…」と不安がモリモリだったのですが、フタを開けてみたら意外と楽しかった作品でした。でもっ!しかしっ!私はアニメには大いに不満があるっ!

先 生 は モ ブ キ ャ ラ じ ゃ ね え よ っ !

えーまぁ、そんな訳で。

■我等が中澤工氏の新作!但しふつーの恋愛アドベンチャーゲーム、みたいなっ!
infinityシリーズを手掛けた中澤氏の作品ということで、やはり期待せずにはいられなかった訳ですが、とはいえ前作「I/O」がかなり「やりきった」感のある作品だったので、本作はもっとユルい感じの作品になるのだろうと、余り期待過剰にならないようにしていました…いたんですが…正直、それ以上に期待外れだった、という感が否めません。

一応、作品としての体裁は保っているものの、感動したとか何か考えさせられたとか、そういう心を揺り動かされる事が全くと言って良い程、ありません。プレイしていて出てくるのは登場人物達の言動についてでは無く、ただひたすらにものがたり自体の文句ばかり。なんちゅうかこう、ものがたりを通して製作者側が伝えたい事が全く感じられないのです。折角タイトルの通り、 「ぼく自身、あなた自身 / 本来のぼく、本来のあなた。 / ぼくらしく、あなたらしく。」 というテーマがあったのに、そのテーマが全くものがたりに生かされていません。…というか、元々そういうテーマはちゃんとあったのだけれど作成過程で忘れ去られ、気付いたらテーマと離れたものが出来てしまい、タイトルにだけ残ってしまったような、そんな印象を受けました。

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マイユア日記:午後8時の侵入計画

「Myself;Yourself」略して「マイユア」、なんとか頑張って進めております。最後は柚希せんせールート。待ちに待ったせんせールートだぜ!ええ、ショートケーキのイチゴは最後にとっておくタイプです!

せんせールートはなんというか、良い意味で小さくまとまってたルートだったなぁという感じですかね。色々ツッコみたい部分はあるけど、ものがたりを必要以上に大きくせずに、程々に収めていた感じがしました。彼女自身が既に「学生」を通過して来ている為、彼女のルートは他のキャラの要素を少々織り込んだルートになっているので、先に攻略した方が他のキャラルートでの彼女の言動が理解出来て良かったかもしれません。

つか、彼女のルート、私が年上スキーなせいもあって…その…大変テンション上がってしまった次第でして…(汗)。佐菜ちゃんがせんせーにからかわれる度に 鼻 血 垂 ら し な が ら 床 ロ ー リ ン グ 。 くそう、25歳にもなって 「女の子の気持ち、全然わかってない」 じゃないよ先生!もう女の子って歳じゃねぇよ!四捨五入したら三十路の癖に可愛いじゃねーかあぁんもぉお!…等と転がってたら(方向性間違っとる…)、積読タワーに直撃して本の角が脳天直撃、たんこぶが出来たりしましたが私は元気です。部屋片付けろ自分。

つか、別にせんせー、至高の年上キャラとかそゆのじゃないと思うんですけどね。なんちゅうかこう、ちょっと小突かれたり、ほんのり意地悪されたりするとすぐに鼻血を放出する自分が切ないです。年上キャラに飢えすぎだ、自分。むしろ鼻の中の毛細血管の強度が心配です。

逆に言えば、脊髄反射的、記号的な「萌え」分だったとも言えますが、まぁ楽しかったので良しと致しましょう。単純だなぁ、自分…。

そんな感じで前半は脊髄反射的に鼻血を垂らし放題だったんですが、後半はちょっと疑問が残ってしまったかな…。ネタバレですから続きはプレイ済みの方推奨で。


※ここからネタバレになります。未プレイの方はご注意ください。

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マイユア日記:エロゲ向きな彼女

「Myself;Yourself」略して「マイユア」、順調に進めております。というかいつも密かに楽しみに拝見させて頂いているサイトの方も最近手に入れて開始されたようなんですが、あっちう間に追い抜かれてますがどうしたら(汗)。私、ゲーム進めるの遅いんですかねぇ…。 「サイレン」のタイムアタックとかゴリゴリやってるからだよ。 そんな訳で、修輔さんサイドあさみさんルート終了。

このルートは結構面白かったですね。私がエロゲやギャルゲに求めているものがたりをきちんと踏襲していたような気がします。嗚呼、やっぱり☆野さんはいい子だったよ。ミス・パーフェクトの彼女が実は自身の中に空洞を抱えていて、完璧な面がボロボロ崩壊していくのに併せて、修輔さんが☆野さんとその感情を分かち合っていくような流れは大変良かったと思います。

☆野さんの中の空洞を支えていた柱が折れて感情的になっていく様子が、何故か愛おしく見えてくるのはどうしたもんか(苦笑)。感情的な部分が奇しくも情熱的な告白シーンになってしまって小っ恥ずかしいと同時に…その…顔が緩みます。アホだ自分…(汗)。リアルでこんな人が居たら鬱陶しい事この上ないと思うんですが、ゲームの中だとこういうキャラ、結構好きだなぁ、私。

菜々香さんが完璧に感情を自分の中の空洞に閉じ込めてしまえるタイプだとしたら、☆野さんは自分の中の空洞に押し込めていたら破綻して流れ出したタイプ。どちらも気持ちの面では同じなのに、☆野さんの方が目に見えてくるだけに、分かりやすかったのかも知れませんね。菜々香さんは目に見えてこない分、根が深い。それを彼女のルートで上手く表現してくれれば良かったのになぁ、等と。…っと、菜々香さんの話ではありませんでした、閑話休題。

☆野さんの内面のドロドロっぷりは、ギャルゲよりもエロゲにした方が本領発揮出来たかもと思いますが、エロゲにするとすぐ刺したり殺したりしそうだから、まま、こんなもんで私は満足ですワ。その面が薄い代わりに、周りの人が実はみんな彼女を心配しているような、ギャルゲらしい、ユルい優しさに包まれていた気がします。

あー、なんか割と絶賛してるな私(苦笑)。ただ一つ気になったのは決定的に分岐する際の選択肢ですかね。ネタバレなので続きはプレイ済みの方だけ読んで下さいな。


※ここからネタバレになります。未プレイの方はご注意ください。

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マイユア日記:彼女の生き方

「Myself;Yourself」略して「マイユア」、亀の歩みの如くノロノロ進めております。雛子ちゃんルートと、佐菜ちゃんサイドのビンタさn…じゃなかった、菜々香さんルート終了。

ヒナちゃんルートはものがたりの流れとしてはまとまっていた気がするけど、ちょっと登場人物たちが幼過ぎゃしませんかねぇ…。なんちゅうかこう、小学生のケンカを見ているような感じがしました。最近の高校生って小学生みたいな子にもちょっかい出したりするんでしょうか。生意気な中学生はブン殴っても、流石に小学生にソレは無かろうというか。そもそもそんな事恥ずかしくて出来ないんじゃ…。でもまぁ、ドラマの「斉藤さん」眺めてたら、幼稚園のバザーに近所の高校生がプレッシャー掛けに来てたしなぁ。時代の移り変わりなのかも。もう夕暮れの河川敷で赤テープ同士でタイマンはったりしないのかも。いつの時代だそれは。

バッドEDもなんだか幼い感じ。このゲームのバッドEDは総じてあっけないんですが、此処は特にそんな感じだったような。一度の失敗でそんなにアッサリ心変わりするものなんですかねぇ…。ヒナちゃんのそれは「恋愛」じゃなくて「憧れ」だったから、そこから先で上手くやらなきゃいけなかったのに、失敗したから彼女の中での「修輔さん」の偶像は壊れてそこで終わり、みたいな感じなのかな。破綻は特に無いけど、いまいちピンと来なかったルートでした。

佐菜ちゃんサイドの菜々香さんルートは、メインヒロインだけあって良く作りこんであるなぁという印象。主要キャラがみんなで協力して彼女のトラウマを克服する…という流れはとても良かったです。努力、友情、勝利!って感じで。少年ジャンプかよ!

ただ、言ってしまえば「それだけ」という感も否めません。他のキャラクターが出てきて、菜々香さんに関わって…というのは良かったけど、かなり強引にものがたりに絡んでくるキャラも居て、それを捌ききれずに散漫になってしまって、肝心の菜々香さんの気持ちの変化が浮かび上がってこない感じがしました。詰め込んじゃって埋もれちゃった、って感じ…ですかね。他キャラのエピソードの挿入が、彼女達のルートと時間軸を合わせている気がするので、もしかしたら他キャラのルートを先にやっているとなんとなくわかるのかも知れません。朱里さんや麻緒衣ちゃんにそんな印象を受けたので…。このルート、いっそ他キャラの攻略が終わるまでロック掛けといて、最終シナリオ扱いにして貰えれば良かったのになぁ…等と思ったり。まぁ、見るからにメインっぽい菜々香さんを途中で攻略した私がバカでしたぁーっ!と言ってしまえばそれまでですが。(汗

菜々香さんは佐菜ちゃんでも修輔さんでも攻略可能な理由はなんとなくわかったような。恐らくは彼女の挫折を埋めるか越えるか、という感じなのかな。どちらにしても菜々香さんが幸せそうで、それはちょっと嬉しかったかな…。

それから余談ですが、共通ルートや、特に菜々香さんルート見る☆野さんがだんだんケナゲに見えてきたのは私だけなんでしょうか。結局彼女って、菜々香さんと張り合って焦ってるから冷静な判断が出来なくなってるだけで、実はものすごく良い子なんじゃないかとか思ってるんですが。本当に気が滅入る程ヤな女なんでしょうかねぇ…あたしゃ、気になってきたよ。

…そんな訳で、次回は☆野さんルートにつつぐ!(→わかりづらいまじぽかネタ)

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